ご近所の山でも、登りはきつい |
[岩谷山(秋田市河辺・366m・2018年10月8日)] |
絶好の山日和だ。澄み渡った青空の中に真っ白な雲が散らばっている。このぐらいの雲の配置具合が山歩きにはぴったりだ。 今日は市内にある岩谷山。温泉施設「ユフォーレ」の横にポッコリと鎮座する、1時間弱で山頂についてしまう小さな山だ。昔は太平山詣の「お山掛け」として参詣者でにぎわったという信仰の山でもある。 今回もSシェフと2人だけの山行だ。ただ登るだけなら往復1時間半もあれば十分だ。そこで今回はユフォーレ側の登山口に車を止め、歩いて表参道側の登山口から登ることにした。縦走である。これならたっぷり2時間半を有する。駐車して表参道登山口までは歩いて30分だが、途中、Sシャフの知り合いの養蜂家と会い、ミツバチの巣を見せてもらう。巣の入り口にスロープがついているので、「年寄バチ用ですか」と訊いたら笑われてしまった。外でどっしりと花粉を持って帰ってくるので、その重さで転倒し巣に入れなくなるハチがいるのだそうだ。なるほどそうだったのか。
小さな山だが最初からけっこう急峻な坂が続く。いいトレーニングになるが、この表参道側の登りは入り口から山頂まで途切れることなく続く。かなりきつい山でもあるのだ。 1時間15分ほどで山頂到着。昼には早いし、昼食は下山後、温泉で摂ることになっているので、すぐに下り始め、40分ほどで縦走を終え、ユフォーレ側に到着した。こんなに天気のいい秋の日曜日なのに登山客は一人もいない。 |