No.227
山行の翌朝はクリーニングしたシャツの気分
[男鹿真山(男鹿市569m 2020年7月9日)]
 保呂羽山が3月19日で約2か月ぶりの山行だった。その後も4月はコロナ自粛もあり山行はなんとゼロ。5月は下旬に自粛のスキを狙うように八塩山(矢島口)に隠れるように登った(歩いた)。まだ山に行ったというのは世間的にはちょっとまずい感覚があった。それが1回だけだ。6月は庄内に遊びに行き遊佐町から鳥海山の麓の万助道を歩いてきた。1時間半ほどのハイキングだが、足腰の劣化はかなりひどいと実感。今回の男鹿真山は、その万助道から2週間ぶりの山行になる。梅雨の合間を縫っての山行だ。今日しかないと思いつめ、Sシェフと長老Aの3人を誘った。6月後半からはいろんな山の予定が入っていたのだがコロナ禍とは関係なく、スケジュールや雨で中止になることが多かった。

奇妙な形の木が多いのも特徴だ

廃仏毀釈により首を斬られた仏像
 今日は梅雨の合間の珍しい1日だけの晴れ、という天気予報を信じての週日(木曜)の山行だ。予想通り雨は降らず、快適な山歩きを楽しんできた。仕事を休んでも、その価値は十分にあった。この間(自粛)、どこにも行けず各自勝手に単独行動していたようだが、やっぱり一緒に行く山は楽しい。男鹿は基本的にクマがいない。そのためだろう週日なのに何人かの登山客と出会った。高齢のご婦人が一人で登っても何の問題もない珍しい山だ。
 それにしても自粛のツケは重かった。難易度でいえば男鹿真山は難易度Cクラスなのだが、けっこうヘロヘロになるほど汗をかいてしまった。飲んだ水は3リットル。下山後は筋肉痛で歩くのが大変だったほど。しばらくはこの初心者クラスの500mクラスの山を登って、山用筋肉を作る必要がありそうだ。

 温泉は温浴ランドおが「なまはげのゆっこ」。施設も浴槽も新しく清潔なところがいい。あまり混んでいないのもいい。


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