今年も近場の岩谷山に登って「靴納め」。小さな山だが、登って下りて、ユフォーレで温泉、食堂でお昼をとって解散だ。昨日からの初雪（？）で山は真っ白。白くお化粧をした山々は本当にきれいだ。
　今日はもちろんスパイク長靴の出番だ。登山靴との違いは「気分」。長くつは「ちょっとした散歩」気分になれるのがいい。登山靴はどうしても「危険に立ち向かう」気分が助長されて緊張感がある。
　雪山の季節だがクマはまだ冬眠していないようだ。まあ、あまり神経質に考えず、とは思うのだが、雪化粧をした木々の中には黒く枝が折り重なった「クマダナ」がいたるところにあった。例年に比べてこの温泉近くでクマの目撃情報はないが、数が減っているわけではないようだ。山頂で山の神に「１年間ありがとうございました」と丁寧にお礼をして下山。登りは５０分、寒いので下りは走るように下りてきた。

山頂は白一色

山頂で靴納め記念

　今年もおかげさまで２０座の山に登ることができた。数は年々少なくなってきているのだが今年はやむをえない事情もあった。4月5月6月の3カ月間はまったく山には行けなかったのだ。コロナ禍のためだ。本来ならこの3カ月で10座近く数を稼いでいるから、ここが大きかったが、不可抗力なのでしょうがない。
　できれば来年は30座以上登りたいものだ。コロナよ早く去ってくれ。前回の七座山で足を滑らせて左ひざをねんざしたが、まだその痛みは若干残っている。これからは自分の技術やペース、何よりも力量としての「分」を知ることが、山で事故に遭わないために一番大切なことになりそうだ。

　温泉は「ユフォーレ」。登山口はこの温泉内にある。しかもここのスポーツジムの年間会員でもあるのだが、2月3月集中的に行っただけで、あとはコロナでダメ、今日は半年ぶりのユフォーレだ。ゆっくり露天風呂に使った後、食堂に集合し、これまた例年通り、ここで「靴納めランチ」をとる。去年はラーメンを食べたが、今年はフンパツして「肉鍋定食」。ここの食堂は揚げ物がうまいので評判で、よく天ぷらうどんを食べているのだが、なんとなくご飯ものが食べたかった。残念ながら肉鍋はたいしたことはなかった。来年に期待しよう。