No.242
山行にダイエット効果あり
[保呂羽山・横手市大森・438m 2021年3月28日]
 冬師湿原スノーハイク以来、1カ月ぶりの山行だ。この間に仙岩峠の貝吹岳登山が入っていたのだが雨のため中止。そのまま最近はまっている「古城跡めぐり」に切り替えた。貝吹岳付近といえば協和の唐松城がり、ちょっと足を延ばして角館の戸沢城址もみてきた。雨の中の城めぐりだったが、十分に楽しかった。
 というわけで久しぶりの山だ。実はこのひと月余りの間、熱心にダイエットに励んでいて5キロほど体重が落ちている。ダイエットで身体が軽くなった分、どのくらい山行が変化するか、興味津々だったが、やはり疲れは少ない。身体が軽くて、急登でも息苦しさを感じなかった。
 今年最後になるかもしれないスノーシューでの雪山ハイクの予定だったが、ほとんど雪がなく、地肌の向き出ている山道ばかり、けっきょく「ツボ足」で最後まで登り切った。登りはイワウチワが可憐だったし、下りはミスミソウがいたるところで白いきれいな花を咲かせていた。ミスミソウは雪割草とも呼びならわされているのだが、雪解けの山道でこの花と今年も出合うと、やっと春が来た、という気分になる

下りにはミスミソウの群落が

山頂でランチ
 午後からは雲行きが怪しく小雨模様。スノーシューを担いでの山歩きになったせいもあり、1リットル持っていった水が全部なくなった。じっくりいい汗をかいた、気持ちのいい渇きといっていいかもしれない。
 山はやっぱりいい。昨夜までいろいろ思い煩うことが多く、めっきり落ち込んでいたのだが、ひと汗かくと、そんなことはどうでもよくなり、夜の晩酌も進んだ。
 
 温泉は前回の冬師湿原と同じ「ぽぽろっこ」。脱衣所で難癖をつけられた温泉だ。今日は落とした小銭を、脱衣場の親切な客に拾ってもらった。帰途、産直の「フレッシュグリーン」という店に寄ったのだが、中におしゃれな惣菜を売る店を発見、そこで買った「小イカと里芋煮」がなかなかおいしかった。

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