小白森・大白森―小雨の中を強行山行したが…… |
[大白森(1215m・田沢湖町――2022年6月26日)] |
2014年にモモヒキーズ数人で登った「大白森・小白森」に7年ぶりで再挑戦。Sシェフと2人きりの山行だ。雨模様だったが、私の強い希望で強硬突破することに。今日登らないと数年は登れる可能性が低くなるからだ。難易度は太平山奥岳クラスかそれ以上。この日に備えて体重を2キロ落とし体調を整えてきた。 のだが小雨は止むことなく、足場はドロドロ、眼鏡が曇って歩きにくい。1011メートルの分岐地点まで到達したところで引き返してきた。ここまで2時間半かかっている。小白森まではまだ40分(距離は1キロ)の地点だ。
今回も、山にはタケノコとりと思われる人たちが複数いたが、ここはクマのメッカでもある。登山を楽しむというより、白い煙幕がかかった山中をクマの恐怖におびえ、ひたすら鈴を鳴らし、笛を吹き、大声を出し続けながら歩くのもけっこうつらい。なにが楽しいのかと笑われそうだが、この小雨とクマ恐怖も山行の欠かせない「深味」である。何とか機会を作って秋にはリベンジしたいものだ。 温泉は秋田駒の入り口である「アルパこまくさ」。ここの大きなロビー(展示室)の隅っこで、山で喰いそびれたランチをいただく。火は使えないので、持ち込んだ弁当を掻き込んで、今日の山行は終了。 |