雪のない樹木ギャラリーは最後の秋の空 |
[房住山(409m・能代市――2014年11月30日)] |
房住山はすっかりモモヒキーズの定番。四季折々、行く場所に困ったらこの山、というほど「重宝」される山だ。標高の割に歩く距離が短くない。満足感があるし、途中にあるハイライト台倉の坂(通称ババ落とし)はスリリングだ。まるで3千m峰に登っているような気分を、この急峻な登りは味わわせてくれる。この傾斜は秋田の山の中でもベストスリーに入るのでは、と個人的には思っている。 今日は観音橋登山口ではない、もうひとつの(名前を忘れた)登り口からスタート。ここから登るのは初めて。今月中旬の御嶽山が思わぬ雪で途中引き返し、先週の貝吹岳は、やはり雪で通行止めだった。秋田県南部はやはり豪雪地帯、2度も雪で跳ね返されてしまった。今回も雪が心配だったが県北地方はまだまだ余裕があった。房住山はようやく冬準備をはじめたばかり。どころか登りだすと空はピーカンの抜けるような秋の空になった。
雪なしの上に好天、もったいないので頂上の展望台には入らず、外の軒下の階段で野外ランチ。お天気がいいと何もかもが順風満帆だ。 |