今年最後の山は、懐ひろい森山へ |
[森山(325m)五城目町――2013年12月22日] |
1週間前の「靴納め」の太平山・前岳は荒天が予想されるため中止。モモヒキーズの山行はめったに中止ならないのだが、よりによって今年最後の山(に予定していた)が中止というのは、珍しい。この日に無理をしなかったのは理由がある。山を下りてから「靴納め宴会」が駅前居酒屋で予定されていたからだ。無理に山で会わなくても、夜になれば居酒屋でみんな会えるのだ。 さすが1年の計の飲み会だ、11名もの参加があった。2次会のイタリア料理店でも飲み食いの勢いは衰えず、こちらはひたすら体重増加だけが気になってしまう。 それにしても今年1年、私個人は45回強の山行だ。山登りを初めてもっとも多い記録の年ではないだろうか。 私生活や仕事の上でも、何かとしんどいことが多く、ここ数年では特筆すべき激変の年だった。そんな年に山行回数の頻度が増しているのは、そこに何かしら因果があるからだろう。私生活も仕事もしんどすぎることの連続で、山にでも逃避しなければ精神が正常に維持できなかったのだ。 モモヒキーズのメンバーにとっても、今年はいろいろな出来事が多発した年だった。そのトップは、手前味噌になるが11月9日の「無明舎出版40周年記念トークショー」だ。その会場ボランティアから事前の準備、後始末まで、すべて11名のモモヒキーズメンバーが役割分担し、ほぼ完ぺきにこなしてくれたのだ。登山家の竹内洋岳さんと作家の塩野米松さんのトークショーも盛会のうちに終わり、その後はモモヒキーズ・ボランティアを慰労するミニ・パーティ。山以外でひとつにまとまって仕事を成し遂げ、酒を酌み交わしたことは、たぶんずっと記憶に残る出来事に違いない。
ここでゆっくりと汗を流し、いったん家に戻って、5時からは2人の大学生とリーダーのSシェフを誘って居酒屋へ。本当に今年はこれで最後なんだなあ。 |